部屋の間取りによって、洋室ではなく和室を寝室として活用することも少なくありません。
その場合はいくつかのポイントに注意することで快適な寝室になります。
まずは寝具の選び方です。
和室には布団が合いますが、ベッドを設置することも可能です。
ベッドの場合はできるだけ低めのものを選ぶようにしましょう。
高さがあると下の畳が目に入り、インテリアとしての統一感が出ません。
また、フレームは金属ではなく木材にすると和室によく似合います。
寝室ではスマートフォンや本、目覚まし時計などをサイドテーブルを置くことが多いですが、和室の場合は木製のローテーブルがおすすめです。
こだわりがある場合は小さめの茶箪笥を設置すると、和室の雰囲気にぴったりとマッチするだけでなく収納容量も多く便利になります。
さらに、寝る前にリラックスできるようアロマディフューザーなど香りを発するものを使用している場合は、その使用をやめてみることも一考の価値があります。
和室は畳が敷かれており、畳に用いられている「い草」の香りにはリラックス効果があり、また空気の浄化作用や消臭効果もあるとされているため、アロマディフューザーを使うと畳の香りがかき消されてしまうのです。